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  • 執筆者の写真伝統屋 暁

革のような質感の和紙


どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋暁のスタッフです! 今回は和紙製品についてお伝えします。



私自身、一番好きなのが 玉鋼シリーズで、 新商品のこともあったので 今まで玉鋼のことばかり書いてきましたが、、、 いやいやそれではいけないなと、 あらためて和紙製品を手に取ってみたんです!


そしたらなんとビックリ!


とても触り心地が良くて、 紙というかまるで革のようでした! みなさんの身近にある和紙と 言えば、半紙とか便箋だとかだと思うのですが、 全く違います!!!!



商品を少し持ち帰ったら、 母が見て、

眼鏡ケース在庫分 全部買ってしまいました!


軽いのと触り心地が 気に入ったようです。



なぜこんな革のような質感なのか、 気になって調べてみました。


そもそも、紙とは何で、 和紙と洋紙はどう違うのでしょうか?


まず、紙とは。


「植物繊維その他の繊維を膠着(こうちゃく)させて製造したもの」と 日本工業規格(JIS)で定義されています。   洋紙とは、原料からパルプを作り、均一に広げたパルプを 乾燥させて固めたものを言います。 その後、印刷に適した状態にするために表面に光沢を出す、 なめらかにするなどの加工を施して完成です。 機械で大量生産できますし、 日常的に使っているもののほとんどは洋紙でしょう。 それに比べて和紙は、機械生産もできますが、 ちゃんとしたものは手作りで、楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、 雁皮(がんぴ)という木の皮の繊維と、 ネリ(植物性の粘着液、主にトロロアオイ)が主な原料です。 煮て不純物を取り出し、取りきれないものは手作業で除去し、 たたいて繊維を柔らかくするそうです。 ここに水とネリを合わせて、紙の元が出来あがります。 液状になった紙の材料の入った「漉き漕(そう)」の中で、 「漉き桁(けた)」という簀(す)を使った道具を手で微妙に動かして、


和紙の繊維が絡み合い、一枚の美しい紙が漉き上がるんですね。


みなさまも、和紙を作った風景を 見られたことがあるのではないでしょうか? 洋紙に比べ一本一本の繊維が長く、紙の強度が増し、 独特の風合いが生まれ、強度もあります。


伝統屋暁の和紙製品は 今のところ全てすべて越前和紙です。 (いつかは、石舟和紙や美濃和紙など、 全国の和紙製品を取り扱いたいと思っています) お札入れ、がまぐち、名刺入れ、メガネケース、耳飾りには その中でも、もみ紙を使っています。


もみ紙は、和紙を揉んで シワ(しぼともいう)をつけたもので 丈夫で厚みがあって柔らかいんです。


つまり何が言いたいかというと、、 いつも思っている「紙」とは 全然違う!ということです!!     


和紙ってネットでは 良さが伝わりにくいのが もどかしいと思うぐらいです! しかも軽い!! イヤリング、ピアスも つけているのを忘れるぐらい軽いです!


母の気に入りようからみても、 プレゼントにもピッタリだと思います。 5月の母の日にもぜひどうぞ。


なんとか和紙の魅力を伝えたくて、 写真では伝わりにくい 和紙製品を撮り直してみました!笑




いかがでしょうか?


母がメガネケースを買い占めて しまいましたが、 ご希望あれば入荷しますので、 下記よりお問い合わせ下さい!!   すみません…  


dentoya.akatsuki@gmail.com


和紙製品は、 一つ一つデザインが違うため、 お選びいただけるようになっていませんが、 こんな色味!と言っていただいたら 出来る限り対応もいたします。


*♪¸¸.•*¨・:*ೄ·♫•*¨*•.¸¸♪✧*♪¸¸.•*¨・:*ೄ·*♪¸¸.•*¨・:*ೄ·♫•*¨*•.¸¸♪✧*♪¸¸.•*¨・:*ೄ· 伝統屋で取り扱っている作品は全て本物の技術を詰め込んでいます。 和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。 これからも『伝統』や『職人の想い』であなたの生活に彩りを添えるお手伝いができますように。

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