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  • 執筆者の写真伝統屋 暁

新商品の綺麗な和色たち

更新日:2023年3月20日

どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋暁のスタッフです! 今回は新商品ピアスの色についてのご紹介です!



https://www.dentoyaakatsuki.com/product-page/sukimatoi お守りに引き続き日本の伝統色から名づけました。


【柿色】


柿の果実のような鮮やかな朱赤です。 実は通称「柿色」と呼ばれる色は他にも何種類かあります。 「柿渋色(かきしぶ色)」「照柿色(てるがきいろ)」、 さらに歌舞伎用語では通称『団十郎茶 だんじゅうろうちゃ』も柿渋と紅柄(べにがら)で染めたことから「柿色」と呼ばれています。 柿渋は防腐剤に使われ、木を家具材にしたり、葉は茶の代わりとして飲まれたり、 とても馴染み深い植物です。




【虹色】


日本の伝統色での虹色は少し黄色味を帯びた薄い紅色です。 虹というと7色の鮮やかな色が思い浮かびまよね? しかし実際には虹は7色と思われているのは世界共通ではないんです。 ある国では6色、ある国では5色と思われているんです。 なぜ日本では7色かと思われているかというのは、おそらく繊細な色を見分けるからではないかと言われています。 日本では虹の7色を「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」と数えますが、 「青」と「藍」の区別をつける日本人の繊細な感性ならではかもしれません。 日本の伝統色が約1100種類もあるという多さからも、色の微妙な違いを楽しむ繊細さがわかりますね。 ではなぜこのピンク 色が和色の虹色になったのか?については、 この色が光の反射によって青みや紫みが強く見え、 さまざまな色に移ろって見えたためということらしいです。




【柑子色 こうじいろ】


蜜柑色(みかんいろ)をやや薄くしたような色です。 蜜柑色は温州蜜柑(うんしゅうみかん)が由来になっていて、 温州蜜柑の遠い先祖にあたるのが柑子蜜柑(こうじみかん)です。 「至高・明朗・自由」という色言葉があります。





【撫子色 なでしこいろ】


撫子の花のような少し紫みのあるピンク系の色です。 撫子はナデシコ科の多年草で、秋の七草の一つ。 万葉集にも登場する花で、色名としての歴史も長いです。 花としては「無邪気」「純愛」という花言葉があります。 花言葉は色によって変わるらしく、ピンク色の撫子の名は言葉は「純粋な愛」です。





【女郎花 おみなえし】


秋に咲く女郎花の花のような明るい緑みのある黄色です。 これも秋の七草の一つ。 「思い草」ともいわれて、万葉集以来、多くの歌に詠まれました。 花としては「美人」「はかない恋」という花言葉があります。 繊細で寂しそうな女性を連想させることに由来するそうです。 優しさも感じる色ですね。




【若芽色 わかめいろ】


植物の若い芽のような淡い黄緑色です。 『若葉色』『若草色』『若苗色(わかなえいろ)』など「若」がつく和色はたくさんあり、 ひときわ色味が薄く黄色に近い色で、 早春に生え出て間もない草木の芽の色を「若」と「芽」を重ねて強調した色名ですね。 明治以降の近代になって登場した色です。





【若葉色 わかばいろ】


夏前の草木の若葉のようなやわらかい黄緑色です。 木々が萌え出す時期の強い黄緑色を萌黄(もえぎ)といいますが、その時期を過ぎた頃のやわらかい黄緑。 若芽色よりも濃い色になります。 春のイメージがありますが、季語としては夏だそうです。




日本の伝統色って本当に自然に由来するものが多いですね。 よく名前を知っているもの、聞いたことないものまで本当に豊富にありました。 一覧で見ると楽しかったです! こちらから一覧を見ていただけますのでよかったら見てみてください。




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