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  • 執筆者の写真伝統屋 暁

新たな商品「切子」

更新日:4月21日


どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!

伝統屋 暁に新たなアイテムが加わることとなりました!

「切子」です!




【切子とは】

切子とは、ガラスの表面に細かいカットを施し、美しい模様を表現する日本の伝統工芸です。

カットの形が立方体の角を切り落とした形をさす切籠形(きりこがた)であることからその名がついたそうです。



【切子の歴史】

ガラスの歴史としては、16世紀ポルトガル船が種子島に漂着した頃。

日本でガラスが初めて作られたのは長崎でした。

海外の文化を受けて始まったのですが、当時欧州で作られていた主流がソーダ石灰ガラスだったのに比べ、長崎で作られたのは鉛ガラスでした。


鉛ガラスはあまり馴染みがないかもしれませんが「クリスタルガラス」と言えば皆様ご存知なのではないでしょうか?


そうなんです。最高級のガラスなんです!

指で弾くと「キーン」というような音がします。


江戸時代後期にガラスの表面に彫刻することを工夫したのが「江戸切子」の始まり。


江戸では吹き竿を用いた吹きガラスが作られていました。

やがて研磨剤を用いた技術が誕生し、切子が作られるようになったそうです。


その後薩摩(さつま)でも作られるようになり、

二大カットガラス「江戸切子」と「薩摩切子」が出来ました。


庶民の文化から生まれた江戸切子に比べ、薩摩切子は島津藩御用達として作られ、産業の一つにしようと色ガラスも研究されました。




【江戸切子と薩摩切子の特徴】

江戸切子と薩摩切子は、日本の代表的な切子です。どちらも美しいカットと色彩が特徴ですが、それぞれ異なる特徴を持っています。


<江戸切子の特徴>


  • 直線的なカットが主体

  • 鮮やかな色彩・細かいカット

  • 色被せガラス(二層以上のガラスを重ねてカット)を使用

  • 厚みのあるガラス

  • 江戸の粋を感じさせるデザイン


<薩摩切子の特徴>


  • 曲線的なカットが主体

  • 落ち着いた色彩と柔らかいぼかし

  • 単色のガラスを使用・薄いガラス

  • 優美で上品なデザイン



という感じです。

今回、伝統屋 暁が取り扱いするのは、江戸切子の特徴に近いこのようなデザインになります!!





こちらの切子には「煌 (きらめき)」という名前をつけました。



気品ある切子のイメージにぴったりだと思います。


販売はまだ先ですが、グラスやワイングラスなどを取り扱う予定です!!


どうぞお楽しみに!



 

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伝統屋 暁で取り扱っている作品は全て本物の技術を詰め込んでいます。

和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。

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