どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!
毎年1月に開催している「招福展」では、伝統技術や文化の伝承活動をしている団体に売上の一部を寄附しております。
そして今年の招福展での売り上げの一部及び、喜捨箱にいただいたお気持ちの寄附が完了しましたのでご報告です。
今回の支援先は「株式会社 田谷漆器店(たやしっきてん)」様
200年以上の歴史を持つ輪島塗の専門店です。
輪島塗の工芸品の販売のほか、輪島塗を体験できる飲食店の経営、そして気軽に使ってもらえる仕組みとしてレンタルサービスをされたりと、輪島塗の魅力を国内外に伝える活動をされています。
田谷漆器店は石川県輪島市に拠点があります。
今年のお正月には令和6年能登半島地震を受けて、大きな被害を受けられました。
事務所棟・工場が全壊の上、オープンを控えていた、新しく建設していたギャラリーは大火事にあわれ、今は全く製造ができない状態とのこと。
伝統工芸を次世代に繋いでいきたいという想いで立ち上げた伝統屋としては、この状況に何もせずにはいられません。
今回の招福展の寄付先は主宰・出展者の意見がすぐに一致し、輪島塗の復興に使っていただきたいということになり、決定しました。
少しでも早い復興をお祈りするとともに、引き続きできる限りのことを行っていきたいと思っております。
以下、伝統技術「輪島塗(わじまぬり)」のご紹介です。
輪島塗は、石川県輪島市で作られる伝統工芸漆器です。
400年以上の歴史を持ち、国の重要無形文化財に指定されています。
ホームページにはたくさんの素敵な輪島塗のお写真がありました。
出展:田谷漆器店ホームページ
輪島塗の魅力と素晴らしさ
1. 芸術性の高い繊細な加飾
輪島塗は、蒔絵、沈金、呂色など、様々な技法を用いて美しい模様が描かれます。
金粉や螺鈿、箔などを施した作品は、華麗で優美な印象を与えます。
2. 類を見ない丁寧な塗り
輪島塗は、地の粉と呼ばれる輪島付近の小峰山から出る粘土を下地に使用します。
塗り上げるまでに20工程以上、全工程は100回にも及ぶ丁寧な作業をする日本を代表する漆器として高く評価されています。防水性や耐熱性にも優れています。
3. 使い込むほどに味わいが増す
輪島塗は、使い込むほどに漆が馴染んで、光沢が増していきます。また、傷や汚れも味わいとして加わり、独特の風合いが出てきます。
4. 豊富な種類
輪島塗には、様々な種類があります。日常使いの食器から、高級な贈答品まで、幅広いニーズに対応しています。
5. 伝統と技術の継承
輪島塗は、伝統的な技法を守りながら、現代的なデザインを取り入れるなど、常に進化し続けています。
芸術性と実用性を兼ね備えた輪島塗は、長く愛用できる逸品です。
売上の一部と、会場に設置していた募金箱の金額を合わせて10万円寄附させていただきました!
現在、その輪島塗業界を立て直すべく、クラウドファンディングが実施されています。
輪島塗の魅力についてはプロジェクトページにも書いてあります。どうぞご覧ください。
少しでも早い復興を心より願っております。
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伝統屋 暁で取り扱っている作品は全て本物の技術を詰め込んでいます。
和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。
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