top of page
執筆者の写真伝統屋 暁

お正月の伝説や逸話知ってますか?

どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!


もう12月も半ばですね〜。早い!


ということで今回は「お正月」をテーマに書いてみたいと思います。



そもそも「お正月とは」

1年の最初の月、また、新しい年を迎えることをお祝いする期間をいいます。

日本では、1月1日の元日のみを国民の祝日としていますが、少なくとも3日までの「正月三が日」は仕事が休日になるところが多く、事実上の祝日となります。



<お正月の由来>

お正月の由来は、古代中国の「年神(としがみ)」という神様を祀る行事である「年神祭(としがみさい)」にまで遡ります。

年神祭は、旧暦の12月末から翌1月初旬にかけて行われ、一年の幸せを願う行事でした。


日本では、飛鳥時代から年神祭が行われるようになり、一年の始まりである正月に「年神様」と呼ばれる幸運の神様がやってくると伝えられていました。

平安時代には「お正月」と呼ばれるようになり、江戸時代には、正月飾りや御節料理などの風習が広まり、現代に至るまで続いています。


<正月飾り>

地域や家庭によって様々です。有名なものは皆様もご存知でしょう。

その意味や由来なども含めてご紹介したいと思います。


【鏡餅】



正月飾りの一つで、よく知られていると思います。

その由来には、以下のようなものがあります。


・鏡は魔除けや厄除けの意味があり、鏡餅は魔除けと豊作を願って飾られるようになった。

・鏡餅の形は、天と地を象徴する三角形と、陰陽の調和を象徴する丸い餅を組み合わせたものである。

・鏡餅の上の餅は、天照大神を、下の餅は高天原を、真ん中の餅は人間を象徴している。


年神様にお供えするものです。

鏡餅の丸い形は昔の鏡の形に似ているために鏡餅と名付けられ、家庭円満の意味合いがあります。




【門松】



お正月に玄関先に飾られる正月飾りの一つです。

その由来には、このようなものがあります。


・年神様を家に迎え入れるため、また、邪気を払うために飾られるようになった。

・門松の竹は、成長が早く、生命力に富んでいることから、年神様を迎えるのにふさわしいものと考えられた。

・門松の松は、常緑樹であり、枯れることがないため、不死や長寿の象徴とされた。


年神様が迷わずに家を見つけるための目印として家の玄関前に飾る物だそうです。

私は飾ったことがほとんどないですが代表は門松を手作りで飾っていましたよ!

その様子をYouTubeにあげているのがこちら



【しめ縄・しめかざり】



由来は

・邪気を払い、幸運を招くために飾られるようになった。

・しめ縄の色は、赤と白が一般的である。赤は邪気を払う力があるとされ、白は清浄を象徴するとされる。


けがれのない清浄な場所の範囲を示す、いわゆる結界のようなものです。

年神様を迎える準備ができていて清められた場所であることを表します。

しめ縄飾り、注連縄飾り、稲荷縄など、様々な種類があります。

飾り以外の風習としてこのようなものがありますね。




【おせち料理】



今ではお正月に食べられるおせち料理ですが、元々は暦上の節句を指し、季節の変わり目に祝い事を行う「節(せち)」の日に食べる料理でした。

江戸時代に庶民に広まったことで、現在はお正月に食べる料理を「おせち」と呼ぶようになったといわれています。

かまどの神様を休めるため作りおきできるものが中心で、家族の繁栄を願う縁起物が多く、めでたさが重なるよう重箱に詰めます。

食材やメニューにはそれぞれ五穀豊穣や無病息災、子孫繁栄などの願いが込められています。



伊達巻:海老や卵黄などを巻いた、丸い形の料理。丸い形は、円満や調和を象徴している。

黒豆:黒は魔除けの意味があり、黒豆は魔除けと健康を願って食べられる。

数の子:数の子は、魚の卵であり、子孫繁栄を願って食べられる。

昆布巻:昆布は、長寿を願って食べられる。

田作り:田作りは、稲穂の形を模した料理。豊作を願って食べられる。

紅白なます:紅白は、めでたい色であり、紅白なますは縁起物として食べられる。

栗きんとん:栗きんとんは、栗を甘く煮た料理。甘みと栗の香りが特徴。

鯛:鯛は、めでたい魚として知られており、おせち料理には欠かせない。


ちなみに食べる時のお箸は、神様と一緒にいただくという意味で両側が細くなったものを使うそうです!知らなかったです!!



【お屠蘇・おとそ】



新年も健やかに過ごせるよう、邪気を祓い不老長寿を願ってのむ薬酒。

「お屠蘇」と書き、邪気を屠(ほふ)り、魂を蘇らせるという意味があります。

本来は、漢方薬を酒に浸したものでしたが、現在では、日本酒やみりんなどに、生姜や梅干し、山椒などを加えたものを、お屠蘇として飲むのが一般的です。

お屠蘇には、邪気を払い、一年の健康を願う意味があります。

また、お屠蘇は、初日の朝に、年の若い順に飲むのが正式な作法です。


おせち料理やお屠蘇は、お正月の風物詩として、日本に古くから伝わる習慣です。これらの習慣は、家族や親戚の団欒や、一年の幸せを願う気持ちを表しています。



 


みなさまはどのように年末年始を過ごされますか?

伝統屋 暁はイベントからスタート!

2024年「招福展」たこまん長屋門にて1月6日(土)から14日(日)まで開催します!

ぜひご来場ください。



♪¸¸.•¨・:*ೄ·♫•*¨*•.¸¸♪✧*♪¸¸.•*¨・:*ೄ·*♪¸¸.•*¨・:*ೄ·♫•*¨*•.¸¸♪✧*♪¸¸.•*¨・:*ೄ·

伝統屋 暁で取り扱っている作品は全て本物の技術を詰め込んでいます。

和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。

♪¸¸.•¨・:*ೄ·♫•*¨*•.¸¸♪✧*♪¸¸.•*¨・:*ೄ·*♪¸¸.•*¨・:*ೄ·♫•*¨*•.¸¸♪✧*♪¸¸.•*¨・:*ೄ·


閲覧数:31回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page