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執筆者の写真伝統屋 暁

各地のおもしろいお雑煮

どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!


さて、今日は前回のブログでは書ききれなかった「年末年始 お雑煮編」です。


実は小学校のころ、みんなのお雑煮を教え合う授業?のようなものがあったのですが、ほんとに違っていて面白かったのを今でもよく覚えています。


私の家は父が鹿児島の出身で鹿児島のお雑煮でした。

なかなか特殊なお雑煮で、干した海老から出しを取るのですがほしてあってもお椀からはみ出す大きさ!!蓋は閉まりません。

親戚の方からお雑煮用の干した海老を送ってもらわないと材料さえ手に入らないんです。


イメージ写真:pinterest


その授業の時に聞いた中には3日毎日違うという子もいて、それも羨ましいなと思った記憶があります。


では日本全国のお雑煮ってどんな違いがあるのでしょうか?



まずお雑煮といえばお餅!



東が角餅、西が丸餅というのが主流。

私は角餅のお雑煮見たことありません!


カタチが違う理由は諸説あるらしいのですが、京都では元からお餅は丸かった、江戸では一度にたくさん作れて運びやすいので角になったという説があります。

さらにおもしろいことに丸餅は煮て、角餅は焼いてお雑煮にいれることが多いそうです。

調理法まで違うんですね。


ここから丸と角で分かれる!という記事を農林水産省のホームページで見つけました。




この他にも香川県ではなんとあんこが入ったお餅をお雑煮に入れるとか!!

ちょっとこれはびっくりですね。

どんな味なんでしょうか…





「味噌仕立ての汁に甘いあん入りの丸餅、家族円満の願いを込めて輪切にした大根、金時人参などを入れた雑煮。」

(農林水産省ホームページより)


なるほど…。ちょっと食べてみたいです。


そしてまた驚くことに、お餅を入れない地域もあるんです。

徳島県祖谷地方のお雑煮で、「うちちがえ雑煮」というお雑煮があるのですが、お餅の代わりに「岩豆腐」というものを入れるらしく、これはこの地域の特産みたいです。




そういえば3日それぞれ違うと言っていた子は3日の中に「ぜんざい」がありました。

おすまし、味噌仕立て、ぜんざいの3種類だったと思います。


調べてみると鳥取や島根ではお汁粉のような「あずき汁」が、お雑煮のベースに使われていて、見た目はまさに「ぜんざい」なので、その子はそう答えたみたいです。


実際にはぜんざいよりは甘さは控えめでさらさらしているみたいです。






農林水産省のホームページに具体的に地域のお雑煮が紹介されています!!

私はとっても楽しかったです。


先程ご紹介した香川のお雑煮の他にびっくりしたのは岩手!

お餅を取り出してくるみダレにつけて食べたりもするそうです。



郷土料理って楽しいですね!


またみなさんのお雑煮や郷土料理も聞いてみたいです。



さてさて、今月で今年もいよいよ終わりですね。

伝統屋でも色々新しい展開があった年でした。


残り1ヶ月、みなさまもお元気にお過ごしください。



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伝統屋 暁で取り扱っている作品は全て本物の技術を詰め込んでいます。

和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。


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