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執筆者の写真伝統屋 暁

意外と知らない!?年末年始のこと

どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!



早いもので今年もあと1ヶ月ちょっとですね。


今日は年末年始について調べてみました。



では年末から見てみましょう。


「年越しそば」



そばを食べるという風習には長寿の願いが込められています。

なぜうどんじゃなくて「そば」なんでしょう??


そばは比較的雨風に強く、日光を浴びることで再び伸びあがるという性質があることからも、健康長寿の縁起物として扱われていました。

年越しそばの歴史は鎌倉時代まで遡り、当時は年を越せない貧しい人々に、そば粉で作ったそば餅をふるまったことが始まりとされているとか。

それで年越しにそばを食べるようになったんですね!



「除夜の鐘」



大晦日(おおみそか)は、旧い年が「除けられる日」という意味で「除日(じょじつ)」ともいわれます。

除日の夜に撞かれる鐘なので「除夜の鐘」。

「除」という言葉には古いものを捨て新しいものに移るという意味があり、心穏やかに新年を迎えようという願いが込められています。

108回鐘をつく理由には諸説あります。人には百八つの煩悩(=ぼんのう)があると考えられており、その煩悩を祓うためにつく除夜の鐘の回数は108回とされているという説は有名ですね。




次に年始にまつわることを。



【そもそもお正月って何?】

「正月(しょうがつ)」はもともとは「1月」の別称ですが、元来お正月は「年神様(としがみさま)」を自宅にお迎えする行事なんです。

日本では、一年の始まりである正月に「年神様」と呼ばれる幸運の神様がやってくると伝えられていました。


この神様は、

・日本の様々な地域で信仰された神様

・日本人の生活に重要であった農耕に関わる神様(神道の神様)

が長い年月をかけて、年神様になったと考えられています。

古事記などの日本神話でも年神さまは登場するんですよ!


新年に特別な神様を迎え入れるために、各家庭に門松やしめ飾り、鏡餅を飾ったんです!


「門松」



年神様が迷わずに家を見つけるための目印として家の玄関前に飾る物です。

私は飾ったことがほとんどないですが

代表は門松を毎年手作りで作るそうです。


その様子をYouTubeにあげているのがこちら




「注連飾り(しめかざり)



けがれのない清浄な場所の範囲を示す、いわゆる結界のようなものです。

年神様を迎える準備ができていて清められた場所であることを表します。





「鏡餅」



おいでいただいた年神様にお供えするものです。

鏡餅の丸い形は昔の鏡の形に似ているために鏡餅と名付けられ、家庭円満の意味合いがあります。




「おせち料理」



今ではお正月に食べられるおせち料理ですが、元々は暦上の節句を指し、季節の変わり目に祝い事を行う「節(せち)」の日に食べる料理でした。江戸時代に庶民に広まったことで、現在はお正月に食べる料理を「おせち」と呼ぶようになったといわれています。


かまどの神様を休めるため作りおきできるものが中心で、家族の繁栄を願う縁起物が多く、めでたさが重なるよう重箱に詰めます。

食材やメニューにはそれぞれ五穀豊穣や無病息災、子孫繁栄などの願いが込められています。


ちなみに食べる時のお箸は、神様と一緒にいただくという意味で両側が細くなったものを使うそうです!知らなかったです!!




「おとそ」



新年も健やかに過ごせるよう、邪気を祓い不老長寿を願ってのむ薬酒。

「お屠蘇」と書き、邪気を屠(ほふ)り、魂を蘇らせるという意味があります。



意外とたくさんの習慣がありますね。 習慣以外にも初詣や初夢などお正月にまつわることはまだまだありますので、続きは次回に書いてみたいと思います!



みなさんはどのように年末年始を迎えされますか?


私は毎年遠方へ親戚の会へ行くのが恒例となっていたのですが、コロナが流行ってから過ごし方も変わりました。

そんな方もいらっしゃるかと思います。


留守をするから年始の飾りやおせち料理をほとんどしていませんでした。

その習慣で家にいたここ数年も何もお正月らしいことをしていなかったのが実際のところです。


でも、せっかくなので、今年は年始らしい何かをしてみようかなと思います。



皆様もぜひ、年始の気持ちになる何かをされてみてはいかがでしょうか?



さて、伝統屋から初の年始用の縁起の置物は、ご予約できるのも11月30日までとなっております。


年始の飾りやプレゼントに、ぜひどうぞ。





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伝統屋 暁で取り扱っている作品は全て本物の技術を詰め込んでいます。

和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。


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