「招福展」の寄付のご報告
- 伝統屋 暁

- 2025年11月22日
- 読了時間: 4分
どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!
今回は、毎年年始に開催しているチャリティーイベント「招福展」の寄付のご報告です。
本年度のイベントはこちら↓




今年の寄付先は静岡市‧建穂寺観音堂の保存団体に決定し、
11月3日に観音堂の特別公開に合わせて、贈呈式を執り行い
売上の一部5万を寄付させていただきました。


【建穂寺観音堂について】
建穂寺観音堂は古く飛鳥時代に創建されたと伝わるお寺で、
かつて「駿河の高野山」とも称されるほどに見事な伽藍を誇り、
江戸時代には徳川家康から寺領480石を認められるなど、
駿河を代表する大寺院として栄えました。
しかし、明治初年の廃仏毀釈と火災のため、惜しくも廃寺となってしまいました。
そのような不運の中、建穂寺に伝来した仏像の一部は、
信仰心の篤かった当時の村人たちによって救い出され、大切に守り続けられました。
そして、その仏像群のために昭和50年(1975)、
建穂町内会によって建てられたのが「建穂観音堂」です。
堂内には、平安時代から江戸時代にかけての約60体の貴重な仏像が安置されています。


建穂町内会は、建穂観音堂を管理し、
堂内に安置される仏像の保存維持に努めてきました。
仏像群 のなかには、静岡県や静岡市の文化財に指定されているものもあり、
それらを含む数多くの貴重な 仏像を大切に保存するため、
町内会の皆さんは日常的に観音堂の保全や清掃、防犯対策などに尽力するとともに、
年に数回、無料の特別公開も行っています。
通常、信仰の対象としての古仏像は、寺院において所蔵‧管理されるケースが多いですが、
建穂観 音堂は特定寺院の管理下になく、
したがって維持費を檀家のお布施等に頼ることもできません。
静岡県の歴史的‧文化的な資料としても大変貴重な仏像群は、
長年にわたる建穂町内会の皆さんの善意によって、奇跡的に守られてきたのです。
これまでも、建穂町内会は長年にわたって、
静岡県民の宝ともいうべき、貴重な文化財を守り、
後世へ伝えるべく、尽力されてきました。
傷んだ仏像の修理が必要な場合、
県や市の指定文化財であれば、補助金が出されることもありますが、
それも実際に要する費用の一部で、無指定の仏像などでは、
全額を住民らの寄付で賄わなければなりません。
建穂観音堂に安置される仏像群は、本来ならば消滅していたかもしれないものが、
地域住民の皆さんの善意と努力によって、奇跡的に守られてきたのです。
これほどの質量の仏像群が、 一町内会の献身的な奉仕によって維持されてきた例は、
全国的にも稀有な事例と思われます。
そうした 長年のご尽力に感謝するとともに、
今後も、この仏像群が適切に保存され、
あるいは専門家による調査研究が進展することの一助になることを願って、
寄付させていただくことにしました。

そして来年も、招福展を開催します。
例年と同様、売上の一部を日本独特の技術や文化を守る活動をされている団体などに寄付させていただきます。
2026年度の招福展の詳細は後日お知らせいたします。
ぜひお越しください。
【招福展に込める想い】
「技術を活用し、職人に還元する」という理念のもと、
失われつつある日本独特の技術や文化を応援する活動の一環として、
「招福展」を運営しています。
日本は、世界で数十社しかない1000年以上続く企業のうち11社を有し、
2000年以上国そのものが変わらずに続いている「伝えていく力No.1」の国です
近年、豊かさが当たり前となり、
昔から繋がって今があることへの感謝が薄れているという危機感から、
先人たちが命を懸けて次世代に託してきた日本の精神性を、
改めて未来へ継承していく責任がある と考えています。
その想いから、「招福展」の売上の一部を、
日本の伝統工芸・伝統技術・伝統文化の継承に取り組む
個人や団体へ寄付する活動を毎年継続しています。
【過去の寄付実績】
2024年: 能登半島地震で被災した石川県の漆職人へ支援
2023年: 静岡県内の高校で地域の伝統芸能を守る部活動へ、演舞で使用する木彫りのお面を寄贈
2022年: 富士市へ寄付
2021年: 富士市立病院へ寄付(コロナ禍のため)
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伝統屋 暁で取り扱っている作品は全て本物の技術を詰め込んでいます。
和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。
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