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執筆者の写真伝統屋 暁

冬至を楽しむ

どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!


もう11月も後半になりました。

いよいよ来月で今年も終わりですね。


今日は12月のイベントでもある「冬至」について書いてみたいと思います。


冬至は、一年の中で昼の時間が最も短く、夜が最も長くなる日です。

古来より世界各地で特別な日とされ、様々な意味や風習が生まれました。


なぜ特別な日とされたかというと、太陽が力を取り戻す日と考えられていて生命力が再生する日だと考えられていたからです。

そこからこの日に新しいエネルギーを取り入れると、無病息災につながるということで、かぼちゃを食べたりゆず湯に入ったりという風習が生まれました。



今年の冬至は12月21日(土)です。



<日本の冬至の風習>

かぼちゃを食べる

冬至にはかぼちゃを食べる風習があります。

かぼちゃにはβ-カロテンが豊富で、風邪予防に良いとされています。

また、丸い形が太陽を象徴し、無病息災を願う意味も込められています。



柚子湯に入る

冬至の夜に柚子湯に入る風習も広く知られています。

ゆず=「融通が利く」、冬至=「湯治」という語呂合わせからという説もあります。

もともとは運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)だとされていたそうです。

柚子の香りがリラックス効果をもたらし、風邪予防にも効果があると言われています。



ところでみなさんはゆず湯ってどのようにされていますか?

丸ごと入れてもいいのですが、輪切りや半分にカットすると香りや成分が出やすくなります。

ゆずの皮に包丁で数カ所切り込みを入れると、香りがより一層広がります。

種が排水口に詰まらないようにガーゼなどで袋を作り、中身が出ないようにするもがオススメです。

ゆずのクエン酸には、古い角質を落とし、肌を柔らかくする効果もあります!


「ん」のつくものを食べる

「ん」のつく食べ物を食べると、運が「うん」と向上すると言われています。

なんきん(かぼちゃ)、れんこん(蓮根)、にんじん(人参)などを食べるといいそうです!


小豆粥

小豆の赤色には魔除けの意味があり、邪気を払い、無病息災を願うために食べられてきました。


<世界の冬至の風習>

北欧

冬至祭は「ユール」と呼ばれ、一年の終わりを祝い、新しい年の始まりを祝う祭事が行われます。

「ユール・ログ」と呼ばれる木の幹を燃やし、太陽の復活を祝います。



イラン

冬至を「ヤルダー」とよび、秋の終わりから冬を迎える夜にお祝いをします。

1年のうちで最も長く、暗い夜であるこの日を楽しく過ごすことで美しい夜へ変えようという発想からこのようなお祝いをようになったようです。




いかがでしたでしょうか?

これを機に新しいかぼちゃの食べ方をしてみようと思います。



 

さて来年を迎える準備はなにかされていますか?


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