どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!
以前、日本人がいかに月を好きかについてブログを書きました。
今回もお月様のお話です。もうすぐ中秋の名月ですね!
今回は「中秋の名月」について書いてみたいと思います。
中秋の名月が一番綺麗だとされるのは、気温が下がり空気中の水蒸気が減るので、月がくっきりときれいに見えること、また高さについても夏は低く、冬は高いため、秋がちょうどいいそうです。
<中秋の名月とは>
旧暦の8月15日の夜の月のことを言います。
中秋の名月とは必ずしも満月なわけではありません。
今年は9月17日になります。
満月が18日なので少しずれていることになりますね!
<中秋の名月の由来>
元々は唐の時代の中国で旧暦の8月15日に月を眺める『中秋節』と呼ばれる風習が由来とされています。
旧暦では7~9月の3カ月を秋としていたため、ちょうど真ん中に当たる8月15日に『中秋』という呼び名が付けられたそうです。
丸い月を団らんの象徴とし、「団欒節」とも呼ばれています。家族が集まって月を眺め食事をしながら幸せを願う伝統行事です。
シンガポール、マレーシア、韓国、ベトナムなど多くのアジア諸国でも祝われています。
その風習が日本にも伝わり、平安時代には貴族たちが月を愛で、和歌を詠む風流な文化がありました。
江戸時代になると庶民にも広がり、月に秋の収穫を感謝し、翌年の豊作や健康を祈る行事として取り入れられました。
<月にお供えするのはなぜ?>
江戸時代に十五夜に月見団子を供えるようになりました。
中国では「月餅(げっぺい)」を食べていた物が日本に伝わり、月餅の代わりに月見団子にアレンジされたとも言われています。
「月にお供えするのはなぜ?」と思われる方も多いかと思いますが、実は当時は月は信仰の対象でもありました。
穀物の収穫に感謝し、米を粉にして、月に見立てて丸めて作ったのが月見団子の始まりです。
一緒に飾るススキは、稲穂に似ていたことからや、秋の七草の一つで茎の内部が空洞であることから月の神様の宿り場と考えらたなどの理由で用いるようになったと伝えられています。
実は月見団子は各地域によって違うそうです。
例えば名古屋では、ういろうのような茶・白・ピンクのしずく型、中国・四国地方では串だんご。
沖縄では「フチャギ」と言って塩茹でされた小豆が、そのままお餅の周りに付いている団子。
駿河地方に伝わる月見団子は、『へそもち』と呼ばれる中央がへこんでおり、そこに餡を乗せた物、など各地に特徴があるそうです。
面白いですね!
ウエザーニュース「白い丸形だけではない!?地域によって異なる月見団子とは」
に色々と紹介されています!
最近は「観月会」などのイベントも各地で開催されていますし、お家でも月見団子を作ったりしてみてはいかがでしょうか?
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