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執筆者の写真伝統屋 暁

Japan Expo Paris を終えて

こんにちは。

伝統屋 暁代表、佐野翔平です。

先日、9日間のフランス渡航を終え、無事に帰国いたしました。

皆様の多大なるご支援のおかげで、大きな挑戦をすることができました。

本当にありがとうございます。

今回の出展は自分史上最大級のブース運営でした。

事前に準備や計画をたくさんしていても狙い通りに進んだことより、想定外のことが起こることの方が多かったように感じます。

反省点や課題も見つけることができました。





まず、今回僕が参加した「WABISABI」エリアは日本の工芸品をはじめとする高品質な商品が並ぶというのがコンセプトのエリアになります。

Japan Expo Parisの来場者は大きく分類すると、「マンガ・アニメが好き」「食文化に興味がある」「より本質的な商品を探している」と分けられるなと感じました。

そしてWABISABIエリアには約100のブースが展開していました。

その中で一番印象に残るというのは並大抵のことではありません。

約100のブースの中に出展することが、どのくらいの規模感かわかりにくいと思うので参考になりそうな数字を出すと、WABISABIエリアの1日の売上金額はおおよそ500万円です。エキスポ期間は4日間なので単純計算2,000万円稼げるエリアとイメージしてください。

ちなみに1日あたりの1ブースの売上平均は5万円ですが、伝統屋 暁は全日平均の2倍の売上を出していました。

売上金額で1番だった自信はありませんが、商業ベースでもそれなりに良い結果を残せたのではないでしょうか。

商業面以外の成果としては、現地で出会った人とのご縁です。

今までと同じような行動をしていては絶対に会えないような素敵な方たちに会うことが出来ました。

良い刺激をたくさんもらったので、今後の活動にも勢いがつきそうです。



他にも、出発前には想像もしていなかったことをたくさん経験することが出来ました。


そして、今回の渡航で一番の成果と言えるのではないでしょうか。

なんと伝統屋 暁の継続的な海外への輸出が決まりました!!!!

実は、渡航中にパリ市内で日本の工芸品などを取り扱っている会社さんとお話する機会をいただいておりました。

そこではエキスポでの売上の様子を伝えたり、実物を見てもらいながら、会社の理念などの想いをお伝えさせていただきました。


商品そのものを褒めていただいたことも嬉しかったですが、活動にかける想いの方を特に評価していただけました。 しかも、サンプルで持って行った商品をその場で全部買い取ってくださるなど、幸先も良さそうです。

パリの一等地で商品を手に取ってもらえるというチャンスはそうそう巡ってくる機会ではないと思っています。


輸出に関わる費用面の課題は新しく生まれましたが、全力で食らいついていこうと思っています。

「パリで受け入れてもらえた商品は世界に通用する」と言われているほどマーケティングの要の地です。

今回ご縁をいただいた2拠点を軸に、様々な展開を試みようと思います。


未知の世界に飛び込んでいく時、常に不安が付きまといます。

ですが、想像以上の素晴らしい世界が広がっていることもあるのだと改めて思いました。


これからもどんどん挑戦していこうと思います。

引き続きよろしくお願いいたします。


伝統屋 暁 代表 佐野翔平



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