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  • 執筆者の写真伝統屋 暁

『刀剣乱舞』とのコラボ企画もある「大加州刀展」で委託販売します

更新日:2023年3月20日

本日4月28日(水)から石川県立歴史博物館で 「大加州刀展(だいかしゅうとうてん)」が開催されます。





伝統屋 暁はこの展示期間中、玉鋼アクセサリーを委託販売させていただきます!


前回を上回る約100振の刀剣のほか、刀装具、刀剣に関する資料などの展示、刀剣育成シミュレーションゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』とのコラボもあるとのことで楽しみにされている方も多いのではないでしょうか?


昨年もコラボ企画がありましたが新型コロナウィルスの感染拡大を受け、わずか9日間で中止となったとのことで昨年行く予定で行けなかった方もいらっしゃることかと思います。



加州清光、前田藤四郎、白山吉光の等身大パネルが設置されたり描き下ろしイラストが展示されます。

また加州清光を演じる増田俊樹さんによる音声ガイドがあるそうです!


また『特別企画』歴史散歩 - 前田家・加州刀ゆかりの地巡り -という企画もされていて、前田家・加州刀ゆかりの地をまとめた歴史散歩MAPを配布されています!




今回はこの「大加州刀展」の魅力をお伝えします!



【加州刀について】

加賀の地で打たれた刀剣のことです。

加州兼若(かしゅうかねわか)は最も著名な刀工と言われています。

在来派であった藤島友重らと共に藩主前田利長に保護奨励されました。

初代が美濃から移住したため作風は美濃の影響を受けていて、さらに相州伝、備前風の刃文の逆丁字を考案して加州刀の礎を築いたと言われています。



加賀前田家には多くの刀鍛冶がいたのですが、兼若はその中で最も腕前が良い刀匠だったことから、武士達はこの兼若の刀をなんとか手に入れたかったようです。

初代から数代にわたり名作を残しています。

いずれも刃文に特徴があるとか。


初代は「高平」に改名した為、初代兼若銘の物は数が少ない貴重なものです。

そのため現存する兼若銘の物は2代目以降のものが多いようですね。



ここからは「刀剣乱舞-ONLINE-』等身大パネルが設置されるキャラクターの名前の名刀についてです。



【加州清光(かしゅうきよみつ)】

刀剣乱舞ではキャクターですが、実在している日本刀の名前です。

加州清光の刀工は6代清光とされています。

あの有名な「池田屋事件」で新撰組沖田総司が持っていたのがこの刀。



剣術に優れていた沖田総司は日本刀を3振持っており、そのうちの一つが「加州清光」。

打刀(うちがたな)で太刀(たち)よりも軽量で短いのが特徴です。

「池田屋事件」の際は3回の突きが1回にみえるほど高速だったそうです。


残念ながら現在の所在は分かっていません。

一説には「池田屋事件」の後、修理に出したところ修復不可とのことで破棄されたとされています。





【前田藤四郎(まえだとうしろう)】

山城国(現在の京都府)の刀工・粟田口吉光作の短刀です。

能登国(現在の石川県)七尾城主前田利政が所持していたことようです。

前田利政は「関ヶ原の戦い」の際、正室が人質になったため戦うことをやめて京都で隠居生活を送りました。

愛妻家だったのですね!!


その後加賀藩主の前田利常(まえだとしつね)に献上されてからは代々前田家に伝来していたようです。



【白山吉光(はくさんよしみつ)】

京都粟田口派の刀工、藤四郎吉光の代表作で非常に美しく地鉄の出来の良さは他に及ばないと言われています。


藤四郎吉光は特に短刀や剣の作刀が得意で、江戸時代中期に8代将軍・徳川吉宗のにより作成された名刀リスト「享保名物帳」にも名前が載っているほどの名工です。


「白山吉光」は徳川三代将軍家光の養女となった大姫が、加賀藩三代藩主前田光高に輿入れした時に持参しました。

剣とのことなので両刃ですね。

剣は戦闘用というよりは神社に納められたり、祭祀に用いられたり、守り刀として所持されることが多かったようです。


現在は石川県白山市にある白山比咩神社にあります。



「加州刀」初めて聞きましたが、調べてみるととても優れた刀であることがわかりました。

刀剣がお好きな方必見の展示ですね!!




石川県立歴史博物館のサイトはこちら。

こちらよりオンラインチケットもご購入いただけます。





「大加州刀展」と『刀剣乱舞-ONLINE-』のコラボ特設サイトはこちらです。







最後にクラウドファンディングのご案内をさせてください伝統屋 暁はこの夏、フランスパリで開催されるジャパンエキスポに出展予定です!





この代表の想いに賛同していただけたら、ご支援いただけると有難いです!




質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。


dentoya.akatsuki@gmail.com











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このところの材料価格や輸送価格の急騰により、伝統屋 暁の商品の一部の価格を4月1日より値上げさせていただきました。


大変申し訳ありませんが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。





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