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執筆者の写真伝統屋 暁

乱世を駆け抜けた名刀

どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!



さて今日は来年1月から始まる委託販売のお知らせです。


まず佐野美術館。


こちらは伝統屋で初めて委託販売をさせていただいたところで、思い入れのある所です。今回で3回目となります。


今回のテーマは

乱世を駆け抜けた名刀

―戦国の動乱から徳川の時代へ―

2023年1月7日(土)〜2月12日(日)





織田信長が長篠の戦いの褒美とした一文字、大兼光、武田信玄の馬手差(めてざし)と伝える助宗、上杉謙信ゆかりの火車切、蜻蛉切の槍など、際立った個性の武将たちと共に乱世を駆け抜けた名刀をご覧いただけます。


※佐野美術館ホームページより引用



それぞれどのような刀なのでしょうか?



織田信長が長篠の戦いの褒美とした一文字は【長篠一文字(ながしのいちもんじ)】と呼ばれています。

元々信長が持っていたのですが長篠の戦いで功績を挙げた「奥平信昌」(おくだいらのぶまさ)に褒賞として与えました。福岡一文字派の特色がよく現れている太刀です。




【大兼光(おおかねみつ)】

「豊臣秀吉」の所蔵でしたが亡くなってから形見分けとして津藩の藤堂高虎(とうどうたかとら)に譲られました。

その後藤堂高虎が徳川家に献上し、徳川家が所有していました。


徳川家献上にあたって短く磨上げられて短くなったそうですが、元々は兼光のなかでもとりわけ大きいため大兼光と呼ばれるようになったそうです。


【火車切広光(かしゃぎりひろみつ)】

上杉謙信が愛した重要文化財に指定されている脇差(わきざし)です。

昔の日本では刀は単なるぶきではなく、邪悪なものを退ける力があると信じられていました。

この名前の由来は「火車(かしゃ)」という猫のような姿をした妖怪を斬ったエピソードがあるのでは、と推測されています。


【蜻蛉切(とんぼきり)】

「天下三名槍」のひとつで、徳川家康の重臣「徳川四天王」のひとり、本多忠勝が愛用していた槍です。

切れ味はそれほど求められませんが、この槍は、穂先に止まったトンボが真っ二つになったという逸話があるほどです。それが名前の由来になったと言われています。



さてここで佐野美術館様のご紹介を。

公益財団法人 佐野美術館は1966年に開館しました。

創立者の佐野隆一様の収集品をメインに2500件ほどの美術品を展示されています。

通年の講座や近隣の学校への出張授業など教育にも力をいれていらっしゃいます。

講演会「武将と名刀」「近くで見てみよう、日本刀と刀装具」など刀にまつわるイベントもされています。

残念ながら上記のイベントは募集が終わっていますが、

みなさまもぜひホームページも御覧ください。




なお1月6日までは年末年始のお休みとなっています。


皆様お仕事はいつまででしょうか?

慌ただしい年末の方、休みがない方もいらっしゃるかと思います。

厳しい寒さが続いていますので、どうぞ気をつけてお過ごしください。


今日はクリスマスイブですね。

どうぞ素敵なクリスマスを。


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伝統屋 暁で取り扱っている作品は全て本物の技術を詰め込んでいます。

和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。


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