「夜長のしつらえ」もうすぐ終了!
どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!
秋企画「夜長のしつらえ」も、いよいよ受付終了が近づいてまいりました。
受付期間:2026年9月13日(日)〜9月30日(水)
今回は総まとめとして、三品にまとった色や文様を、日本の伝統文化とともにあらためて紐解いてみたいと思います。
<3つの伝統色>

火のように尊ばれてきた色「紅緋(くれないひ)」
一つ目の色、紅緋。
古くから赤系統の色は、火や太陽と結びつけられ、災いを祓う力を持つ色として大切にされてきました。武具の縅(おどし)糸や、神事の装束などにも赤系の色が好んで用いられてきたのは、その名残とも言われています。
紅緋は、そうした赤の中でも、黄みを帯びた鮮やかな緋色。燃え盛るような強さというより、灯火がそっと灯るような、あたたかく力強い色として、玉鋼の透明な地にひそませました。
位の高さを示した色「紫紺(しこん)」
二つ目の色、紫紺のもととなる紫という色は、日本の歴史の中でも特別な位置づけをされてきました。
飛鳥時代、聖徳太子が定めたとされる冠位十二階では、紫(濃紫)が最も位の高い者だけに許された色とされていました。紫草(むらさき)という植物の根から染料を得るには大変な手間がかかったため、それだけ貴重で高貴な色とされていたのです。
紫紺は、そんな紫の中でも紺に近い、深く落ち着いた色みです。
暮らしに寄り添ってきた色「柿色」
そして最後にご紹介したいのが、通常ラインの定番「真砂鋼廻-まさのはがね めぐり-」に、今の季節おすすめしている「柿色」です。
柿渋を用いた染めは、防虫・防腐といった実用性を兼ね備えていたことから、古くから日常の道具や衣類に広く使われてきました。歌舞伎の定式幕に使われる黒・柿・萌葱の三色にも、柿色が使われていることをご存じの方も多いかもしれません。
華やかな儀式の色というより、暮らしのすぐそばにあった色。そんな柿色は、特別な夜だけ
でなく、いつもの日常にも気負わず寄り添ってくれます。

<2つの伝統柄>
長寿を願う文様「菊」
漉纏-すきまとい-にまとった一つ目の文様、菊。
菊は、邪気を払い長寿をもたらす花として、古くから日本で大切にされてきました。旧暦9月9日の「重陽の節句」は別名「菊の節句」とも呼ばれ、菊の花を用いて無病息災を願う行事が行われてきましたし、皇室の紋章として菊花紋が用いられていることも、よく知られているところです。
そうした格式ある文様を、漉纏では華美に描くのではなく、透明な水面にそっと浮かぶような、控えめな輪郭で表現しました。

移ろいを愛でる文様「紅葉」
二つ目の文様、紅葉。
日本では古くから、木々が緑から赤や橙へと色を変えていく様子を「紅葉狩り」として愛でる文化が育まれてきました。満開の花を愛でる花見とはまた違う、移ろいゆくものの美しさを楽しむ感性が、そこにはあります。
漉纏の紅葉も、一枚一枚が異なる色づき方をするように、透明な層の中でそれぞれ違う表情を見せてくれます。
三品と、それぞれの夜
紅緋と紫紺をまとう玉鋼ネックレスは、ひとり静かに過ごす夜に。菊と紅葉が漂う漉纏は、誰かと過ごす少し特別な夜に。そして柿色の真砂鋼廻は、いつもの日常の夜に。
日本の色や文様に込められた意味を知ったうえで身にまとうと、いつもの装いが少しだけ違って見えてくるかもしれません。
こちらのシリーズはリングピアス以外は9月30日をもって販売終了となります。
今のうちにぜひお迎えください!
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伝統屋 暁で取り扱っている作品は全て本物の技術を詰め込んでいます。
和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。
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