徳川美術館にて玉鋼アクセサリーを委託販売しています!
- 伝統屋 暁
- 45 分前
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どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!
2025年6月14日(土)より、徳川美術館にて玉鋼アクセサリーを委託販売しています。
この期間の展示は「時をかける名刀」徳川美術館・蓬左文庫 開館90周年記念夏季特別展です。
前期:6.14(土) ~ 7.27(日)
後期:7.29 (火) ~ 9.7(日)
となっております。
前期は刀剣乱舞ONLINEとのコラボレーションもあります。
出典:徳川美術館ホームページ
徳川美術館・足利市合同企画
本作長義×山姥切国広同時公開
「伯仲燦然-はくちゅうさんぜん-」6.14(土) ~ 7.27(日)

「本作長義」と「山姥切国広」は、本歌(本作長義)と写し(山姥切国広)双方が今日まで現存しつつ、ともに伯仲の出来として重要文化財に指定されている唯一の例ですが、並べて公開される機会はこれまで殆どありませんでした。今回、足利市と合同で実施する企画「伯仲燦然」は、2振それぞれのすばらしさを比較して実感できる、名古屋では史上初の機会です。
※引用:徳川美術館ホームページ
※山姥切国広は前期のみ展示
<公開される刀剣>
本作長義
太刀 銘 長光 名物 津田遠江長光
太刀 銘 来孫太郎作 (花押) 正応五年壬辰八月十三日
短刀 無銘 正宗 名物 庖丁正宗
短刀 銘 吉光 名物 後藤藤四郎
※前期のみ展示
山姥切国広
※後期のみ展示
太刀 銘 三条 名物 三日月宗近
太刀 銘 吉房 号 岡田切
(後期日程のうち、7.29(火)~8.11(月祝))
短刀 無銘 正宗 名物 日向正宗
その他です。
<本作長義(ほんさく ながよし/ちょうぎ)>
南北朝時代(14世紀頃)に作られたとされる、とても有名な日本刀(打刀)です。
現在、愛知県名古屋市の徳川美術館に所蔵されており、日本の重要文化財にも指定されています。
・誰が作ったの?
「長義(ながよし/ちょうぎ)」という刀工が作りました。
長義は、備前国(現在の岡山県)の刀工集団「長船派(おさふねは)」の一人ですが、従来の備前刀の作風に、相州伝(そうしゅうでん:神奈川県で作られた刀の特徴)の作風を取り入れた「相伝備前(そうでんびぜん)」という新しいスタイルを確立した刀工として知られています。
・名前の由来
この刀には、長義本人の銘(刀に刻まれた名前)は残っていません。
代わりに堀川国広(ほりかわくにひろ)という別の刀工が「本作長義天正十八年庚寅五月三日ニ九州日向住国広銘打長尾新五郎平朝臣顕長所持云々」という長い銘を刻みました。
この銘に「本作長義」という言葉が入っていることから、このように呼ばれるようになりました。
・「山姥切(やまんばぎり)」との関係は?
「山姥切」という名前は、山姥(化け物)を斬ったという伝説に由来します。
本作長義も「山姥切」と呼ばれることがありますが、実は、この「山姥切」の伝説は、本作長義を写して作られた「山姥切国広」という刀にまつわるものが有名です。
そのため、本作長義は「山姥切国広」の「本歌(ほんか)」、つまり元になった刀として認識されています。
・特徴
姿(すがた):
身幅(刀の幅)が広く、切っ先(刀の先端)が大きい、とても力強く豪壮な姿をしています。
刃文(はもん):
刀の刃に現れる波模様のことで、「大互の目乱れ(おおぐのめみだれ)」という、山と谷が交互に並ぶ大きな模様が特徴的です。
・誰が持っていたの?
元々は後北条氏が所有していましたが、後に足利城主の長尾顕長(ながおあきなが)という武将に与えられました。
その後、徳川家康の手に渡り、徳川美術館に伝えられました。
<山姥切国広(やまんばぎりくにひろ)>
安土桃山時代(16世紀後半)に作られたとされる、こちらも非常に有名な日本刀(打刀)です。
・誰が作ったの?
「堀川国広(ほりかわくにひろ)」という刀工が作りました。
国広は新刀(慶長以降の刀)の祖とも言われる名工で、それまでの備前伝や相州伝といった伝統的な作風に加え、個性的な作風を確立しました。
・名前の由来
この刀には、堀川国広自身による銘(刀に刻まれた名前)が残っており、「九州日向住国広作」と「天正十八年庚寅弐月吉日 平顕長」と刻まれています。
この銘に「山姥切」という文字は入っていませんが、この刀が「山姥を切った」という伝説を持つ「本作長義」を写して作られたため、「山姥切国広」と呼ばれるようになりました。
・特徴
姿(すがた):
刃長が長く、身幅も広く、切っ先(刀の先端)が大きい、堂々とした豪壮な姿をしています。先反り(刀身の先端にいくにつれて反りが強くなること)が強く、実戦的な打刀の姿をしています。
刃文(はもん):
刃文(はもん:刀の刃に現れる波模様)は、大きな「のたれ」に「互の目(ぐのめ)」が交じり、地と刃の境目には「沸(にえ)」が強く現れています。
そのほかにも徳川美術館 所蔵の刀剣・刀装を軸として、作品にまつわる様々な物語に注目しながら、名高い武将や大名ゆかりの名刀、また華々しい刀装を展示しています。
開館90周年を記念するに相応しく、国宝・重要文化財や名物を取り揃えた大規模な展覧会ということです。
※徳川美術館ホームページより
その他刀剣乱舞とのコラボなどについても詳しくは https://www.tokugawa-art-museum.jp/touken2025/#collabo-plan
をご覧ください。
そしてこちらの展示期間にミュージアムショップにて玉鋼アクセサリーを委託販売しますので刀剣鑑賞の後には、ぜひミュージアムショップへお立ち寄りください。

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伝統屋 暁で取り扱っている作品は全て本物の技術を詰め込んでいます。
和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。
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