どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!
朝晩冷える季節になりましたね。皆様いかがお過ごしですか?
代表は秋はお祭りのシーズンで、あちらこちらの火縄銃の演武に参加しております。
伝統屋 暁としての今後の予定は佐野美術館にて委託販売が決定しました。
佐野美術館様でお取り扱いは、今回で4回目になります。
今回の展示は
第13回 新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会「日本刀の匠たち」
期間は10月28日(土)~令和5年12月17日(日)です。
刀剣乱舞ONLINEとのコラボレーションもあるようで楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。
特別展示として佐野美術館の名刀
・ 重要文化財 刀 朱銘 義弘/本阿(花押)
・大笹穂槍 銘 藤原正真作
も展示されます。
日本刀を見るポイントはいくつかありますが、3つご紹介したいと思います。
1.刀全体の形
日本刀と言えばあの反った美しい形が思い浮かびます。
今のように反ったきっかけは、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が大和朝廷の時代に「蝦夷(えぞ)」に戦いに行った際、蝦夷で使われていた反っている刀の威力を知ってからだそうです。
2.刃文(はもん):白い波のような模様
ただの模様ではありません。
ただ見た目を美しくするだけでなく、焼刃土を塗り、鉄をより硬く丈夫に変化させる効果があるそうです。
土が乾いたら焼き入れ。刀を熱して一気に冷やすことで反り刃文が生まれるのですが、刀の出来を左右する最も重要な工程だとか。模様にも意味がありました!
3.地鉄(じがね):「鍛肌(きたえはだ)」の模様
地鉄の模様は、刀剣の原材料である「玉鋼」(たまはがね)を「折り返し鍛錬」(鉄を熱して打ち延ばし、折り返して2枚に重ね、さらに打ち延ばす作業を何度も繰り返すこと)することによって生まれます。
折り返し鍛錬が行なわれるのは、平均で約15回。これにより地鉄は32,768枚もの薄い鉄層となり、衝撃抗力が増し、強度は約2倍になると言われているのです。
そんな折り返し鍛錬の回数や玉鋼の産地によって、地鉄の模様や地鉄の色には顕著に違いが生じます。したがって、刀剣が作られた地域や流派、刀工の個性を楽しむことができるのです。
このようなポイントから鑑賞してみてはいかがでしょうか?
※刀剣ワールドより引用・出典
★刀剣乱舞ONLINEとコラボレーション対象の刀剣について
【蜻蛉切(とんぼきり)】
「天下三名槍」のひとつで、徳川家康の重臣「徳川四天王」のひとり、本多忠勝が愛用していた槍です。
切れ味はそれほど求められませんが、この槍は、穂先に止まったトンボが真っ二つになったという逸話があるほどです。それが名前の由来になったと言われています。
【松井江(まついごう)】
南北朝時代に作られたとされる日本刀で、熊本藩の藩主であった細川家の家老「松井興長(まついおきなが)」が所持し、「松井家」に伝来した名刀です。日本の重要文化財に指定されています。
コラボレーション企画については随時こちらに更新されますので要チェックです!
この特別展期間中、佐野美術館では職人の技実演があったり、ご希望のことばを刀匠がプレートに刻む「銘切」を行われたりと楽しそうなイベントをされています。
定員になり次第募集終了となりますので、お早めにチェックしてみてください。
伝統屋 暁は美術館内のショップにて「玉鋼アクセサリー」を委託販売しています。
こちらもぜひご覧ください。
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伝統屋 暁で取り扱っている作品は全て本物の技術を詰め込んでいます。
和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。
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