どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋 暁のスタッフです!
先日、麦わら細工職人の辻さんと、「修善寺麦わら細工 晨 三代目作 麦わら龍(旧麦藁蛇)」を富士山本宮浅間大社へ奉納するためにうかがいました。
辻さんは以前「チャリティー企画」でブローチなどを制作していただいた世界で唯一の技術「大森細工」の麦わら細工職人さんです。
伝統屋 暁では「麦わら細工の干支の置物」を作っていただいております。
奉納することになった経緯は、辻さんの方のブログに詳しく書いてありますがこちらでも簡単にご紹介すると、辻さんが「来年の干支である辰をどうデフォルメできるか」という内容でツイートされた投稿に、フォロワーさんが昭和初期に作られた「麦藁蛇(むぎわらじゃ)」(神龍)の写真を送って来られたというところから始まりました。
麦藁蛇を調べるうちに日本の麦わら細工、編み細工の職人である辻さんに出来ることは何か。と強く思われ、問い合わせをされ奉納する運びとなりました。
その奉納の際に代表も同行しました。
色々と繋がるものですね!
「麦藁蛇(むぎわらじゃ)」
発祥地と発案者は駒込の百姓・喜八で、疫病除け、水あたりよけの免符として広められ、霊験あらたかと評判になっことから江戸中の浅間神社で頒布するようになったと伝えられ、浅草でも出されるようになったとのことです。
昭和初期頃までは頒布されていましたが、戦後姿を消してしまいました。
しかしその後、失われかけた風習・文化を保守し、後世に継承していくことを目的として、平成10年から麦藁蛇を浅間神社【お富士様】の御守りとして、5月、6月の植木市と、元旦から1月3日までの間に頒布をおこなっているそうです。
(宗教法人 東京都神社庁ホームページより引用http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/goshahou/mugiwarajya/)
「麦藁蛇(むぎわらじゃ)神龍 とは」については麦わらの店 晨~あした~さんのブログに書かれているのでぜひご覧ください。
奉納したのは6月28日。
その日に代表も「茅の輪くぐり」というのを初めて体験したそうです。
「茅の輪くぐり(ちのわくぐり)」とは
茅の輪くぐりとは、茅で編んだ直径数メートルの輪をくぐり、心身を清めて厄災を払い、無病息災を祈願する夏越の祓を象徴する行事です。
この輪はしめ縄としても用いられる茅(かや)で作られています。
茅(かや)は「身についてしまった厄を払うもの」「神聖なもの」として重要な役割を果たしてきました。
6月末頃「夏越の祓(なごしのはらえ)」から行われる茅の輪くぐり。
1年前半の汚れを清めて災厄を払う神事であり、このあとの後半も無事に過ごせるようにと祈る行事です。
「唱え詞(となえことば)を唱えながら、8の字にくぐり抜ける」そうで、
詳しいくぐり方をこちらに記載してあったので紹介します。
夏越の祓期間限定の御朱印がある神社もあるようです。
富士山本宮浅間大社といえば、すぐ近くの「長屋門」という施設にて、8月10日から16日まで、「火縄銃の魅力」という展示会が開催されます。
大社には私も行きましたが、とても立派な神社で、「水みくじ」という水につけたら見ることができるおみくじが楽しかったです。
茅の輪くぐりは時期を過ぎてしまいましたが、それはなくても観光で楽しんでいただけると思います。
この展示の期間に行かれてみてはいかがでしょうか?
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和風アクセサリーが大好きなあなたにも満足いただける作品が揃っています。
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