どうも、伝統技術を愛してやまない伝統屋暁のスタッフです!
来年1月5日(水)から2月27日(日)まで 福岡市博物館にて玉鋼アクセサリーを委託販売させていただくこととなりました!
福岡市博物館では 2022年1月5日〜1月30日 「圧切長谷部」が 2月1日〜2月27日「日光一文字」が展示されます。 どちらも国宝です。

黒田家伝来の『黒田家御重宝故実(くろだけごじゅうほうこじつ)』によると 黒田家ゆかりの日本刀は「圧切長谷部」「日光一文字」「菊一文字」(きくいちもんじ)の3振。
そのうちの2つを来年展示されるようです。
【へし切り長谷部】 圧切長谷部(へし切り長谷部)は日本刀の代表格とも言える刀です。 「へし切り長谷部」刀剣乱舞無双で知られた方も多いのではないでしょうか?
第3部隊の隊長ですね。
南北朝時代に山城(今の京都)の刀工である長谷部国重(はせべくにしげ)によって
作られた打刀とされています。
切れ味抜群で、とても美しい刀のようです。
「へし切り長谷部」は織田信長が、自分へ無礼を働いた茶坊主を成敗した時、
台所へ逃げて膳棚の下に隠れた所を 棚ごと「へし切り」にしてしたことから名付けられたそうです。 かなりすごいですね!
その後豊臣秀吉の手を経て黒田長政(くろだながまさ)に伝承され、 現在は福岡市博物館に所蔵されています。
黒田長政(くろだながまさ)は「黒田官兵衛」(くろだかんべえ)の息子で、 「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」に仕えた人物です。 もともとはかなり長く、現在の分類でいう「太刀」として作られたものでしたが、 後世の所有者によって短く切り詰められて現在では「刀」となっています。
前に「世界ふしぎ発見!」で見た時、日本刀を見るポイントは 1.刀全体の形 2.刃文(はもん):白い波のような模様 3.地鉄(じがね):板目のような模様 だと言っていました。 中でも驚いたのは2番めの刃文です。
ただの模様ではありませんでした! ただ見た目を美しくするだけでなく、 焼刃土を塗り、鉄をより硬く丈夫に変化させる効果があるそうです。
土が乾いたら焼き入れ。 刀を熱して一気に冷やすことで反り刃文が生まれるのですが、 刀の出来を左右する最も重要な工程だとか。
模様にも意味がありました! 「へし切り長谷部」は、刃先だけではなく刀身全体に焼きを入れた「皆焼(ひたつら)」という技法が用いられています。
南北朝時代の「相州伝」に観られる特徴的な刃文で、
長谷部国重が得意としていたようです。
「へし切り長谷部」は、身幅は広く、重ねは薄く、反りは浅い刀に全体に網目のような模様が広がっていますが、
なかなか高度な技術が必要な技法らしいです。
【日光一文字】
こちらも刀剣乱舞無双で知られた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それにしても刀剣乱舞の「へし切り長谷部」も「日光一文字」もかっこいいですね!
「日光一文字」は鎌倉時代に作られたとされる日本刀です。
日光二荒山に奉納されていた太刀を北条早雲がもらい受けたことから
この名がついたとされています。
豊臣家と北条家の仲介の謝礼として、「北条氏直」(ほうじょううじなお)から 白い陣貝(じんがい)と史書『東鑑(あずまかがみ)』とこの刀を贈呈され、 黒田家の家宝となりました。
刀身の幅が広く、強く反った豪壮で美しい形だそうです。 刀が納められたと伝わる、葡萄模様蒔絵を施された黒漆塗りの箱も
国宝に指定されているそうです。
そう聞くと、実物を見たくなりますね! 伝統屋暁では、この展示にちなんで、 刀の材料である玉鋼を使ったアクセサリーを展示販売いたします。 玉鋼ピアス【須勢理】
玉鋼ネックレス【五十鈴】
玉鋼かんざし
玉鋼ヘアゴム
九州の方には、なかなか実物を見ていただける機会は少ないですし、 何より展示が楽しそうなので、ぜひ足を運んでみてください。
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もしご希望の伝統工芸品がおありでしたら、
こちらまでメールにてご連絡くださいませ。 dentoya.akatsuki@gmail.com
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